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  • 執筆者の写真みどり

好きな漫画の話 その1

好きな漫画の話をしようと思います。


まずはこちら、言わずと知れた名作…


わたしは真悟/楳図かずお


結局エンタメ全般は、その作品にいつ出会うかが大事だと思いますが…。

この漫画も特にそうで、初めて読んだのが20代前半でした。

その頃は特に新しいモノを沢山吸収していた時期で色々読み漁っていたのですが、この漫画を読んだ後は私の感情が爆発しました。

ほんとにもう、読み終えた瞬間うわーー!!!って言った気がします。多分。


壮大な物語なのに、

結局話の最後は何も起こっていない。

それでも魂が揺さぶられます。


「奇跡は誰にでも一度おきる だが おきたことには誰も気がつかない」

作中の一文です。


奇跡と気付かぬまま私たちは生き続け、そして死んでいく。

主人公の二人が子供だった頃に起こった奇跡の話、が私的にしっくりくるまとめかもしれません。


子供であるからこそ起こった物語。

この頃の自分は、主人公に嫉妬しました。

子供であることが羨ましく、自分はもう大人になってしまった事が悔しくて。


…つらつら書きましたが、この作品の解釈は沢山あるので、あくまでも(当時の)私的には、ということで。


それと、扉絵もむちゃくちゃかっこいいです。

1980年代の作品ですが、今見ても時代の最先端を行くかっこよさ…。


舞台化もされていて、一度観にいきました。

これも世界観が確立していてとても素敵でした〜。


——

こういう話は後から恥ずかしくなるのでいつか非公開にするかも…

でも続くかも…。お恥ずかしや〜。

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